海獣の子供
観てきました。
えっと鶫太ですこんばんは。
先週の土曜日のレイトショーで、公開して割と早めに観たのは
とても久しぶりのことです。
いつもさ、空いた頃でいいかな。とか思っているウチに
結局行かなくて、TVで観るパターンが殆どでしたけど。w
海獣の子供は原作読んでなかったのだけど
でも、海女のあたいとしては、CM観て気になっていて。
うん、このお話は原作読まないと、多分行ってはいけない…いや、いけなくはないけど
絶対原作読んでから行った方がいい映画だと断言しておきます。
読んでなくても楽しめる映画ではありました。
映像が素晴らしく美しい。音楽も素晴らしい。制作会社の本気を感じられる映像だと思う。
作者の五十嵐氏はボールペンの描き込み画で、素晴らしく画力のある方だというのと
綺麗な女性を書く人だと思っていましたが
うーん、なんでこれまで触れて来なかったのだろう。
素晴らしいお話を作る方だなぁ。と、原作の1巻を読んで思った。
映画で分かり辛いところがあったので、速攻1巻を読んだのだけど
すぐに引き込まれた。
映画では映像の美しさを堪能できるけど、やっぱり原作を読まなくては
作品の意図は感じられない。
なんだか切ないお話だと言うことと、命の起源、命のつながりを描きたかったお話なのかな?と
うっすら感じ取れる程度に終わる。
けどなんなんだろう。
映画を見終わってから原作を手にするまで、ずーっと作品のことを考えてしまう自分が居た。
ジュゴンに育てられた兄弟(と言っているが血が繋がっているかは謎)の兄
空の目的の明快さと比べ、海は一体何をしたのか?何をしたかったのか?
映画ではそこは理解できなかった。
多分原作を読み進めて行くことで、理解できるのかもしれない。できないのかもしれない。
でも多分、二人はお互いを守ることと
『祭』の謎、自分たちが何者なのかを解き明かすために生きていたんだろう。
ということは、うっすらとは解る。
長い長い…と作中ではなっているけど
短いひと夏の間、彼らとふれあった主人公の琉花の
人間としての成長物語?というだけでは終わらない
不思議な物語だなぁ。と思いましたとさ。
クジラのイラストは、自分の仕事のために描いたイラストなのだけれど
海獣の子供のイメージだったので載せてみた。w
ということで、久々に暑苦しいブログが書けて満足。www
10月はBEASTARSもハイキューもアニメが始まるので
今から秋がめっちゃ楽しみです。
拍手ぽちぽちありがとうございます。